・第570話「遠い思い出」より

A60系セリカＸＸ、S60系クラウン4ドアセダン、230系セドリック4ドアセダンの破壊シーン。

竹本刑事(渡辺徹)の友人が容疑者となる。沢村刑事(又野誠治)と共に捜査で訪問したところ、バイクで逃亡したため、覆面車(セリカＸＸ)で追跡する。

バイクは、機動性を活かし、車が通れないようなところを逃げ回る。大きくジャンプするなど、激しいカーチェイスが繰り広げられる。

途中、暴走するバイクを避けようとした一般車両(クラウン、セドリック)が、電話ボックス、ゴミ箱の山に、それぞれ突っ込む事故を起こす。

河原まで追い詰められたバイクは、ジャンプを繰り返しながら逃亡、セリカもジャンプを繰り返して追跡するが、一般道に出たところで、巻かれてしまう。

当時最新型のセリカＸＸが、惜しげもなく激しいジャンプを繰り返し、大破してしまいます。

ちょうど、マイナーチェンジでドアミラー仕様が登場したため、破壊処分した？というわけではないと思いますが、太っ腹です。

ジャンプを繰り返したため、特に左フロントが大破していますね。水の中を走るシーンでは、ボンネットが完全に浮いてしまっているのが、確認できます。

追跡終了時は綺麗な車なので、スタント前に撮影されたのだと思いますが、後半の捜査のシーンでは、大破したままで使用しています。(画像４段目５,６枚目参照)

また、後の話では、破損の具合が別の角度からはっきり確認できます。(画像４段目７枚目参照)

このあと、2〜3話、ボコボコのままで使用され、A60系セリカクーペ(鬼目セリカ)にバトンタッチされます。

監督のジャンプに対する意識が低かったのか、よく分かりませんが、他の車に摩り替えて破壊してもよかったかと思いますが・・・

ちなみに、この覆面車の悲劇は繰り返され、後の話では、ソアラが同じように犠牲になる話もあります。それは、また別の機会に・・・

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