RT20系コロナライン、130系セドリック4ドアセダン(白パト)、E40系スプリンタークーペの破壊シーン。

強盗犯が、一般車両(コロナライン)を奪い、逃走する。三上刑事(勝野洋)が白パト(セドリック)に同乗し、追跡する。

石塚刑事(竜雷太)と島刑事(小野寺昭)の覆面車(スプリンター)も追跡に加わり、他に白パト(クラウン)などが加わり、大カーチェイスとなる。

ジャンプをしたりのカーチェイスの後、白パト(セドリック)は、コロナラインに体当たりを受け、さらに、サイドバイサイドで、横転する。

白パト(セドリック)は、横転したあとも追跡を続け、二度にわたる体当たりを受けた後、コロナラインは、土手のようなところを台にして横転、爆発、炎上する。

この事故で死んだ弟の復讐で、テキサスの命が狙われるという設定です。ちなみに、復讐に燃える犯人役は、ウルトラマンでおなじみの黒部進氏。

｢太陽にほえろ！｣のこの時期にしては珍しい大スケールのカーアクションです。セキトラ・カーアクションとマエダ・オートクラブの合同カーアクションです。

コロナラインという希少車の破壊も見逃せません。まだまだカーアクションが珍しかった時代ですからね。

セドリックの白パトは、アップのシーンでは、S50クラウンに摩り替わってますね。

セドリックは、とことん潰される感じですが、二回目の体当たりで、前輪をヒットしたらしく、走行不能になってしまっています。

セドリックが横転する際は、助手席に、明らかに人形と分かる影が確認できますね。

また、二台のS50クラウンのうち一台は、このシーンでかどうかは分かりませんが、右フロントを大破しています。(二段目一枚目の画像参照)

スプリンターは、当時最新型ですが、相変わらず荒い扱いを受け、ジャンプしてしまってますね。

ちなみに、この話、いかにもテキサスが殉職しそうな題名ですが、実際に殉職するのは、だいぶ後になります。

本当は、殉職する予定だったそうですが、ファンからの熱いエールで延命措置がとられたそうです。次の話でボンが登場し、七曲署は再び七人体制となるのでした。

コロナラインにつきましては、Ｙ３１－ＶＩＰ様のご協力で判明しました。ありがとうございました。