JZS160系アリスト、初代セルシオの破壊シーン。

主人公(松方弘樹)が乗る車(アリスト)が、ヒットマンらの襲撃を受ける。

ヒットマン達を跳ね飛ばして逃走を図るが、ヒットマンの車(セルシオ)とのカーチェイスとなる。

銃撃を受けたり、追突されたりの激しいカーチェイスとなる中、主人公が発砲して反撃、運転手を射殺する。

急ブレーキをかけた主人公の車に、ヒットマンの車が激突、ロールオーバーでクラッシュした後、爆発、炎上する。

初めてこのシーンを見たときは、目を疑いました。あの大きなボディのセルシオが、三回転もロールオーバーします。しかも、爆発のおまけ付きで。

それ以上に驚かされたのは、前期型とはいえ、当時現行型のアリストが破壊されてしまっていること。最大でも、８年落ちでの破壊となります。

セルシオは、11年から16年落ちですので、破壊されてもおかしくないかもしれませんが、当時は、まだまだ人気があった車両で、いいお値段してたはずです。

この素晴らしいスタントの担当は、竹内雅敏氏率いる「カースタントTA･KA」の方々です。

メイキングを見たことがあるのですが、ロールオーバーは、竹内氏自身によるもので、４点式シートベルトを装着して臨んでましたが、ロールバーなしです。

ただ、肋を骨折してしまったそうです。これだけ激しければ、いくらプロの方でも、仕方ないかもしれませんね。