FC3S系サバンナRX-7、R30系スカイライン4ドアセダンの破壊シーン。

首都高速で、ライバルの車(R32スカイラインGT-R)とバトルを繰り広げる、主人公の車(RX-7)。

突然、目の前に現れた、一般車両(スカイライン)を避けきれず追突、ロールオーバーでクラッシュする。

この破壊も、当時は、目を疑いました。前期型とはいえ、当時中古車市場でも大人気車、最大でも7年落ちでの破壊です。

しかも、やはりというか、スポーツマフラー装着、ローダウンして足回りを固められた、こだわりの走り屋仕様車両です。

ロールオーバーの台になったR30スカイラインは、後期型ですので、7年から9年落ちでの破壊となります。

このシーンは、当時、メイキングビデオがリリースされていて、撮影の模様が公開されていました。

2テイクに分けて撮影されていて、迫力あるシーンに仕上がっています。

まず、ランプ(台)を付けて走行しているスカイラインに乗り上げてロールオーバー。

アメリカ映画の「ジャンクマン」にも同様のスタントがありましたが、邦画初のスタントになります。

そのあと、横転した車を起こして、もう一度、ロールオーバーだけ撮影しています。

ちなみに、RX-7のドライバーは野呂真治氏で、スカイラインのドライバーは高橋信一氏です。

お二人のお付き合いは長く、コンビでスタントされているのも多いようです。

以前にお目にかかった際に、香港映画「大福星」でミニカに乗っていたのは、高橋信一氏が運転席で、助手席が野呂真治氏だったとお伺いしました。

今回も、カースタントは、「TA･KA」の方々。素晴らしいスタント、そして、やはり、バブルの時、人気作だからこそ出来た破壊でしょう。

スカイラインにつきましては、祐治さん他のご指摘で訂正させて頂きました。