・「首都高速トライアル3」('91)より

S13系シルビア、E80系スプリンター・トレノ3ドアHB、バラード・スポーツCR-X、E80系カローラFX3ドアHB、A60系セリカ・クーペの破壊シーン。

ワインディングを走っていた車(トレノ)がスピン、そこへ対向車(シルビア)がTボーンクラッシュ、停まっていた車(CR-X、カローラFX、セリカ)にダイブ、横転する。

当時、このクラッシュを始めて見たとき、唖然としてしまったのを、今でも鮮明に覚えています。

あっという間に、走り屋に人気だった車ばかりが、クラッシュしてしまうのですから。

S13シルビアは、前期型とはいえ、最大でも3年落ちの現行型が破壊されています。Q'sだと思いますが、走り屋に人気のMT車が破壊されています。

しかも、こちらの車、スポーツマフラー装着、ローダウンして足回りも固められていたり、走り屋仕様の車が破壊されています。こだわっていますねえ。

しかし、元は取りたかったのか、別の登場人物の車両として、最初から最後まで使い回されています(笑)

ハチロクトレノは、フルノーマルではありますが、当時でも大人気だった車。前期型とはいえども、6年から8年落ちでの破壊です。

あんこになっている車も、わざわざこの車種でなくても?というようなラインナップ。

バラードスポーツは、前期型ですが、6年から8年落ちでの破壊。邦画での破壊は、これっきりだったように思います。

カローラFXも、破壊はこれきりだったと思います。前期型ですので、6年から7年落ちでの破壊です。ツートンカラーが時代を感じさせます。

A60セリカも、クーペの破壊は、これっきりだったはずです。「太陽にほえろ!」でマミー刑事が覆面車として使用していたのが思い出深いです。

前期型ですので、8年から10年落ちでの破壊です。フェンダーミラー車なのが、なかなか面白いです。

さてさて、このTボーンクラッシュですが、撮り直されていますね。どうやら、ファーストテイクでは、普通に着地してしまったようです。

6枚目から8枚目の画像が、ファーストテイクの時のものですね。また、ロールオーバーも、別テイクで撮影され、迫力あるシーンに仕上がっています。

カースタントは、「TA・KA」の方々。素晴らしいスタント、そして、バブルの時、人気作だからこそ出来た破壊でしょう。

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