C209系メルセデスベンツCLK、バス(三菱ふそう･ニューエアロスター)の破壊シーン。

龍三(藤竜也)たちが、殺された仲間(中尾彬)の復讐のため、暴力団の事務所に殴り込みを掛ける。

幹部たちが車(CLK)で逃走、龍三たちもバス(ニューエアロスター)をジャックして追跡、カーチェイスとなる。

商店街の中を暴走するなどしたあと、行き止まりに追い詰められたCLKはUターン、龍三たちのバスと正面衝突する。

北野武監督の作品ですが、相変わらず、予算を掛けるべきところには掛けていて、感心してしまいます。

今回も、メルセデスベンツとバスを破壊する大盤振る舞いです。

CLKは、前期型ですので、9年から12年落ちでの破壊ですが、まだまだ値段が付く車両のはずです。

さすが北野監督の作品は、お金かかってますね(笑)

でも、本当はクーペタイプではなく、セダンタイプのEクラス辺りだと、もっとリアリティがあったかなあ、と思います。

ところで、ラストのクラッシュですが、違和感があると思ったら、合成されてますね。

ですので、バスは商店街暴走の小破壊のみで、あまり壊れていません。流石に、大クラッシュは無理な車両でしたか･･･

おそらくは、CLKを壁か何かにクラッシュさせていると思います。合成の違和感をなくすために、クラッシュの瞬間に火花を散らせているのかと。

バスは、15年から17年落ちでの破壊のようです。小破壊とはいえ、早めの破壊かと思います。

カースタントの担当は、「スーパードライバーズ」の方々。野呂慎治氏や高橋信一氏の名がテロップにありましたね。

バスについては、しぶたかさんの情報を参考にさせていただきました。ありがとうございました。