ビュイック・スカイラーク4ドアセダン、KP60系スターレット5ドアHB、三菱ふそうFシリーズ(トラック)の破壊シーン。

女性を取り返そうと、ヤクザの車(スカイラーク)は、涼太郎(仲村トオル)のバイクを追跡する。

巧みなテクニックで暴走を繰り返す涼太郎は、走行中のトラックの間をすり抜け、トラックの前で急停車する。

急ブレーキをかけて停車したトラックに、ヤクザの車が追突、トラックに積まれていた廃車(スターレット)が落下、ヤクザの車は下敷きになってしまう。

再び、スカイラークが破壊されます。気になるのは、もう一台用意されていたのか、前回ご紹介した車両を修理したのか、ということ。

現実的には、撮影のスケジュールを考えると、もう一台用意されていたのかと思います。

でも、このカラーリングって、なかなか見かけないんじゃないかと思うんですが、やっぱり、丁寧に再塗装されて仕上げられたんでしょうか？

ところで、このシーンでの特筆すべきは、スターレットの破壊です。中期型ですので、8年から9年落ちでの破壊となります。

実は、このスターレット、破壊が、とにかく少ないんですね。今回、廃車という設定ですが、このような撮影では、普通に動く車両を使うことが多いです。

ちなみに、よく見ると、前回ご紹介した車両のブルーバードが、２台とも積まれているんですね。

そして、後のカットで映るスカイラークの壊れ具合を見ると、スターレットは、あらためて、吊されてから落とされているんじゃないかなあ？

トラックは、車両突入防止装置がしっかりとしていて、スカイラークが激突したところで、びくともしていませんが、後期型のようですので、最大でも10年落ちでの破壊となります。