X70系チェイサー、初代フォード・フェスティバ2台、クイントインテグラ4ドアセダン、T170系カリーナ4ドアセダン、E80系スプリンター4ドアセダンの破壊シーン。

謎の組織に息子をさらわれた原人タカシ(本田博太郎)は、ものすごいスピードで走り、組織の車を追跡する。

交差点に飛び出した原人を避けようとして、多重衝突事故が発生する。

あっという間に、6台もの車がクラッシュします。製作された年は、まだ、バブル後の好景気の時代でした。だからこそ出来た芸当でしょう。

破壊される車も、どちらかというと、新しい目の車たちかな？という印象です。

チェイサーは後期型ですので、9年から11年落ちでの破壊。2台のフェスティバは年式不詳ですが、1台はキャンバストップです。4年から11年落ちでの破壊。

カリーナが一番新しめでしょうか、前期型で、７年から9年落ちでの破壊。破壊が希少なE80スプリンターは、後期型で、10年から12年落ちでの破壊。

カースタントの担当は、海藤幸弘氏率いる「アクティブ21」です。

ちなみに、このシ－ンの撮影場所は、「西部警察」などの撮影で有名だった、芝浦の某所です。

それから、このシーンのあとに、原人が屋根を踏みつけていくシーンがあるのですが、クラッシュ撮影後の車両を、上手な並べ方、角度で撮影して車両を再利用してますね。