F30系セルシオ、初代アルファードの破壊シーン。

大友(ビートたけし)の命を狙う、木村(中野英雄)。大友の車(セルシオ)を尾行して、機会をうかがう。

尾行に気づいた大友の車は、木村の車(アルファード)を振り切ろうと、暴走を始める。

突然急停止した大友の車はバック、木村の車に激突する。

映画公開当時、このシーンを見たときは、あっけにとられました。何かとすり替わっているのでは？と目を凝らしたものです。

邦画初破壊となるF30セルシオは、前期型とはいえ、7年から10年落ちでの破壊。これまた、邦画初破壊となるアルファードも、前期型とはいえ、5年から8年落ちでの破壊です。

北野監督の作品は、やはり、予算の掛け方が、桁違いです。先代モデル、しかも、人気車となれば、破壊となることは、スポンサー提供でもない限り、なかなかありません。

カースタントは、野呂真治氏のクレジットがありましたが、チームでの参加ではないようですので、おそらくは、監督のご指名なのではないでしょうか？

そういえば、この作品も、わが町神戸で、ほとんどを撮影されていて、見たことのある景色ばかりで、にんまりしてしまいました(笑)