B11系サニー・カリフォルニアの破壊シーン。

密売人から銃弾を仕入れようとする士郎(阿部寛)だったが、足下を見られて、屈辱を受ける。

頭にきた士郎は、立ち去る男の車(サニー)目がけて発砲、弾丸が命中した車は、箱を台にしてロールオーバーでクラッシュする。

破壊が希少な車の登場です。この車も、他に破壊があったかなあ？後期型のようですので、９年から11年落ちでの破壊となります。

撮影があまり上手ではなく、画質も粗い粗悪DVDなのが残念ではありますが、素晴らしいカースタントです。

ハンドルの切り方一つで、きれいに２回転している高度な技です。カースタントの担当は、「カースタントＴＡ・ＫＡ」。

このコンパクトに回るロールオーバー、野呂真治氏の得意技だと思うので、野呂氏のスタントではないかなあ？

大藪春彦氏のハードボイルド小説の映像化作品でしたが、主演の阿部寛氏の鬼気迫る演技力に舌を巻かれました。

もう一人？の主人公、ルガーP08の迫力も、十分に伝わってきました。

私の中では、大藪春彦氏小説の映像化作品の最高傑作だと思っています。