クラウン・コンフォート(タクシー)２台の破壊シーン。

息子が薬物の取引という悪事に手を染めていたことを知ってしまった堂下(佐々木蔵之介)は、自暴自棄になり、酒を煽る。

さらには、こはる(田中裕子)を助手席に乗せて、タクシー(クラウン・コンフォート)を暴走させる。

危機を察知した子供たち(佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優)は、タクシー(クラウン・コンフォート)で追跡する。

バリケードを突破して、港の岸壁まで車を走らせる堂下は、さらに加速させ、入水自殺しようとする。

なんとか追いついた子供たちのタクシーが先回りして、堂下の車の前に立ちはだかり、２台は激突する。

カースタントに縁がなさそうな人間ドラマでも、しっかりと破壊が用意されていました。

しかも、邦画では希少な？タクシー同士のカーチェイスが繰り広げられます。

惜しむらくは、激突のシーンが車内からの映像であること。衝突の激しさがわかりにくいですねえ。

激突後の車を見ると、相当な壊れ具合で、高度なスタントだったことが窺えます。

カースタントの担当は、ユタカースタントの永田崇明さんと橋本充吾さん。永田さんが、近年、大活躍ですね。

橋本さんも、クレジットで名前を拝見することが多い方ですが、埼玉ジャンボリーのイベントで、迫力のロールオーバーを披露されてました。

クラウン・コンフォートは、ロングライフモデルで年式不明ですが、塗装の状態からすると、酷使された古い車かな？

リアルに仕上げられた車両は、タク落ちを使っているから？車両コーディネーターは、ワンダーフォーゲルさん！