・「首領を殺った男」('94)より

いすゞニューパワー(ダンプトラック)、S120系クラウン4ドアHTの破壊シーン。

宝来(松方弘樹)は、隈木(川谷拓三)が運転するダンプトラック(ニューパワー)に乗り、単身、囚われの身となった和久(山口達也)を救出しようとする。

廃車処理場に突入したダンプトラックは、停まっていた車(クラウン)に衝突した後、廃車の山を台にして、横転してしまう。

クライマックスの大立ち回りのシーンで、迫力のカースタントが用意されていました。

ダンプトラックは、勢い余って、ジャンピングロールオーバーといってもいいくらいのスタントになっています。

このダンプトラックですが、色々な作品で登場していた車両が破壊処分されたのでは無いでしょうか?

ちなみに、後期型のようですので、11年から15年落ちでの破壊となります。大型車両としては早めの破壊かと思います。

カースタントの担当は、「チームさすが&菱田ブラザーズ」の方々ですが、当時の日本で、このスピード感のカースタントが出来た方って、少数だった思います。

芸風からすると、あの方では無いかなあ?と思ったりするんですが、ご迷惑がかかるといけないので、明言は控えさせていただきます。

それから、廃車の設定で破壊されてしまうS120クラウンですが、とても状態が良いので、普通に動く車両が破壊されたのかなあ?と思ったりしています。

スタント前に、すでにクラッシュしていますが、壊れ方からすると、一度リハーサルしたのか、撮り直したのでは?

ちなみに、前期型のようですので、9年から11年落ちでの破壊となります。

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