E70系カローラ4ドアセダン、430系セドリック4ドアセダン(白パト)の破壊シーン。

文学界の闇を知ってしまい、性格が歪んでしまった市谷(佐藤浩市)は、それを題材にした小説を出版社に持ち込むも、無下にされてしまう。

自暴自棄になった市谷は、小説の主人公と同じように、次々と文学界の重鎮を殺害、逃走する車(カローラ)でパトカー(セドリック)のバリケードに突進する。

市谷の車は、Ｔボーンクラッシュしたあとにロールオーバー、市谷は事故死してしまう。

筒井康隆原作の、ユーモアたっぷりの小説ですが、衝撃のラストが待っていました。まさか、こんな大がかりなスタントが仕掛けられていたとは！

激しいカースタントの担当は、「高橋レーシング」の方々。ロールオーバーは、Ｔボーンクラッシュの後に、別撮りされていますね。

E70カローラは後期型のようですので、６年から８年落ちでの破壊となります。元々少ないE70カローラの破壊ですが、後期型の破壊は希少です。

他の白パトはすべて散光灯タイプのパトライトなのに、430セドリックの白パトだけ単灯タイプのパトライトですので、いかにも破壊される車両と感じがしました。前期型のようですので、８年から10年落ちでの破壊となります。

２台とも早めの破壊かと思われます。個人的には、230ローレルの白パトの方が破壊されてもおかしくないと思ったんですが、これ、他の作品でもよく見たので、ひょっとして、高橋レーシング所有の車両？