Y33系シーマ、C126系メルセデスベンツSクラス・クーペの破壊シーン。

転落するも、無事だった圭吾(岸谷五朗)は、発砲を続ける由起夫(城田優)から逃れるために、停まっていた車(Sクラス・クーペ)を拝借する。

由起夫の弾丸がフロントガラスに命中しながらも、圭吾は車をフルスピードでバックさせ、逃げようとする。

そこへ、チンピラ(波岡一喜)らが乗った車(シーマ)が通りがかり、圭吾の車が激突する。

シーマは、登場したときから、こうなる運命にあるような気がしましたが、ベンツは、違和感ありありでも、まさか、破壊されるとは思いませんでした。

Ｓクーペは、前期型のようですので、19年から23年落ちでの破壊となります。３世代前の車になりますので、破壊されてもおかしくはないんですけどね。

シーマは、おそらくは、前オーナーさんの仕様、そのままなのでしょうね。チンピラが乗るのに相応しい、外品アルミ、エアロのやんちゃな仕様です。

前期型のようですので、11年から13年落ちでの破壊となります。車格からすれば、早めの破壊かと思われます。人気が無かった、4.1リッターのモデルかな？

カースタントの担当は、「ウェルムーブ」の方々。テロップには、リーダーの佐藤秀美さんの他に、柿添清さん、高橋信一さんのクレジットがありました。

よく見ると、このスタント、リテイクですね。「迫力が無かった」とか、そんな理由でしょうか？見事に決まって、ベンツのリヤフェンダー、くの字に折れちゃってます。

あと、余談ですが、チンピラたち、銃器の密売もやっていたという設定で、衝突の瞬間、トラックにあったショットガンが、放り出されてしまっています。