S50系クラウン4ドアセダン２台(１台は白パト)、130系セドリック4ドアセダン４台(２台は白パト)、二代目キャンターの破壊シーン。

バズーカ砲による連続爆破テロ事件の犯人が乗ったトラック(キャンター)。パトカーとカーチェイスを繰り広げながら、逃亡を続ける。

進路を塞いだ２台のパトカー(クラウン、セドリック)を体当たりで蹴散らし、ガードレールを突破し、縦横無尽に暴走を続ける。

発射したバズーカが着弾、避けようとしたパトカー(クラウン)が工事現場の土嚢を台にして横転、後続のパトカー(セドリック)がジャンプで飛び越える。

追跡に加わった虎田刑事(星正人)と牧野刑事(寺尾聰)の覆面車(セドリック)も、バズーカ砲の攻撃で、道路標識をなぎ倒すなど、迷走を続ける。

１台の覆面車(クラウン)が、飛び出してきたトラックの荷台にある、板の壁をジャンプで着き破る。続いて、虎田刑事らの覆面車もジャンプで飛び越える。

バズーカ砲の攻撃は続き、１台の白パト(セドリック)が中央分離帯を台にして乗り上げ、追跡不能になってしまう。

虎田刑事らの覆面車も、バズーカ砲の攻撃で、土嚢を台にして乗り上げ、追跡不能になってしまう。

バリケードを造り待ち構えていた黒岩(渡哲也)がライフルで狙撃、トラックは、バリケードの車(セドリック、クラウン)を体当たりで突破したあと、

ドラム缶を台にして横転、荷台に乗っていた男たちが脱出後、牧野刑事が放り込んだ火炎瓶のせいで爆発、炎上する。

石原プロ在庫車の一斉処分市、といったところでしょうか。S50クラウンの白パトは、PARTⅡで使用していたレギュラーパトでしょう。

130セド前期型の白パトも、PARTⅠで使用していた覆面車の再塗装車でしょう。

ちなみに、130の覆面車は、ジャンプの衝撃で走行不能になったのか、その後の追跡シーンから、車が摩り替わっていますね。

もう一台、130の白パトが破壊されますが、散光式のパトライトが130には不自然に見えますね。

初め、このスタントは、ロールオーバーに失敗したのではないか、と思っていましたが、散光式のパトライトの車は横転させないと思いますので、それで、正解かと。

また、この白パトは、スタント前に、右フロントバンパーに不自然な物体がついており、スタント後に無くなっていますので、そこに、火薬が仕掛けられていたのかと。

バリケードに使用した、130セド前期白パトと50クラウン覆面車は、先のシーンでの使い回しですね。

キャンターの破壊は、マイナーチェンジ後のモデルなので、最大６年落ち程度なので、かなり早めの破壊だったのでは？

50クラウンの覆面車のジャンプ破壊シーンが謎でしたが、丸さんが乗っていた330の摩り替わり破壊だそうです。

130セド前期白パトのジャンプのシーンは、オープニング画面のほうが別カットで分かりやすいので、テロップ入りですがそちらを使用しています。