バス(マンSL200)の破壊シーン

人質の交換条件でバスを運転する羽目になったゼミル(エルドゥアン・アタライ)だったが、ハンドルに手錠で繋がれてしまう。

犯人が時限爆弾を仕掛けて逃亡、人質も救出するが、ゼミルは手錠のおかげで逃げ出せない。トム(レネ・シュタインケ)が、ヘリで救出に向かう。

安全な場所に向けて走り続けるバスからゼミルを救出、バスは爆発、炎上する。

とうとう、バスが爆破されてしまいましたね。しかも、走りながらの爆破です。そして、衝突してからの大爆発です。

このシーンを見て思い出したのが、「西部警察PARTⅢ」の岡山ロケでのクライマックスシーン。そっくりですね。

実際、この作品だけでなく、石原プロ作品を意識した映画のアクションシーンって意外と多いですね。

それだけ、優れた脚本を輩出していたということなんでしょう。やはり、日本の誇りですね。

それから、ハンドルを工具で外して、ハンドルごと逃げるゼミルは、なんか面白かったですね。

最後に、よく見ると、初めの爆破の時、運転席がブラックボックスで覆われていますが、おそらく、スタントマンが乗っているんだと思います。すごいですね。