W126系メルセデス・ベンツSクラス、E36系BMW3シリーズ4ドアセダンの破壊シーン。

銀行強盗が車(Sクラス)で逃走、ゼミル(エルドゥアン・アタライとアンドレ(マーク・ケラー)が乗るパトカー(3シリーズ)が追跡する。

犯人の車は行き止まりまで追い詰められるも、予め用意されたジャンプ台で川を飛び越し、まんまと逃げ果せてしまう。

アンドレの運転で、パトカーもジャンプを試みるも、川にダイブ、追跡不能となってしまう。

年式的にはそれなりに経っているので、破壊されてもおかしくないのですが、ベンツのフラッグシップモデルが壊されます。

映像では、無事着地しているように見えますが、車内からの映像では、着地時にシャーシがくの字に折れ曲がっているのが確認できます。

上手に映像をつないでいますが、このシーンを見ていると、「西部警察」のS30Zのジャンプを思い出しますね。

しかし、今回のシーンで特筆すべきは、レギュラーパトのE36の破壊でしょう。

初期型の低グレードで、外観もボコボコですが、現行型の破壊です。しかも、今回は全損です。

それに、よく見ると、２台破壊されていますね。着水のシーンですが、別の車が使用されています。

おそらくは、ジャンプしたE36は、角度からすると、着水したあと、仰向けになっているはずです。

その証拠に、クレーンで引き揚げられるE36は屋根が大きく潰れています。

こちらも、おそらくは、主人公二人が無傷で助かるというシナリオのためではないでしょうか。