フォード・エスコートMKⅢ3ドアHB、A70系アルト3ドアHB、ボルボ340･3ドアHB、SA22C系サバンナ・RX－7、ポルシェ928の破壊シーン。

仲良く車(エスコート)で通勤する、アンドレア(カリーナ・ヴィーゼ)とゼミル(エルドゥアン・アタライ)。

しかし、ラジオのニュースを聞いて気が動転してしまったアンドレアは、前を走っていた車(アルト)に追突、さらにその前を走っていた車(ボルボ)がガードレールに衝突する。

そして、ボルボが牽引していた車(RX－7)がガードレールに乗り上げ横転、対向車線を滑ってゆく。

そこへ、走ってきた対向車(ポルシェ)が、RX-7を台にして大ジャンプ、陸橋を乗り越え、走り去ってゆく。

今回も、冒頭からお約束の大クラッシュです。しかも、今回は、アンドレアが事故を引き起こすというオチ付き。

車としては、２台の日本車が破壊されていますね。A70アルトと、SA22CのRX-7です。どちらも、邦画でさえ破壊が希少なのに、この作品で破壊されるとは!

A70アルトは前期型ですので、12年から14年落ちでの破壊ですね。日本では軽自動車として売られたアルトも、世界中で売られていたようです。

程度が良さそうなRX-7は中期型ですので、15年から17年落ちでの破壊ですね。世界中でベストセラーとなった車も、この作品では、この有様です。

しかし、RX-7の破壊方法ですが、ポルシェのジャンプ台となるために、こうしたのだと思いますが、よくも計画通りになりましたね。脱帽です。

ところで、嘘みたいなポルシェ928のスタントですが、作品中では無事走り去っていますが、間違いなく全損になっています。クラッシュシーンも活かせばいいのに…。

あと、アンドレアが乗っていたエスコートですが、大したクラッシュではないはずなのに、事故後のシーンでは大破してしまっていますね。

敢えて、さらに破壊したんでしょうね。ちなみに、ゼミルとアンドレアは、後のシーズンで夫婦となります。