サーブ9000CD･4ドアセダンの破壊シーン

監禁されている主人公の捜査官を救うため、そして、殺された仲間の捜査官の復讐のため、マフィアのボス(サモ・ハン)と乱闘を繰り広げる捜査官(ドニー・イエン)。

死闘の末、マフィアのボスを倒し、祝杯を挙げた瞬間、再び襲われ、窓からビル下に突き落とされ、停まっていた車(サーブ)に落下、絶命する。

フィアットなどと兄弟車を持つ、一風変わったサーブが破壊されます。｢アラーム・フォー・コブラ11｣では、よく破壊される車ですが…。

最大で17年落ちでの破壊ですね。やはり、衝撃を表現するため、落下の瞬間に、爆破でガラスを吹き飛ばして迫力を出していますね。

ちなみに、この物語、壮絶な展開で、マフィアのボス以外は、全員死んでしまいます。

さらに、この車に乗っていたのが、ボスの奥さんと赤ん坊という結末で、一人生き残ったボスが哀れになる姿が描かれています。

このシーンで死んでしまう捜査官を演じているのは、この作品で製作、監督も務めた、ドニー・イエン。

キレのあるカンフーに、ノックアウトされてしまいました。ポスト、ジェット・リーと呼んでも過言ではないと思います。

ようやくリリースされた、'08年の彼の作品「導火線」も、かなりの迫力です。