X60系コロナ・マークⅡ4ドアセダン、W116系メルセデス・ベンツSクラス、910系ブルーバード4ドアセダン、ボルボ264、初代プレリュード、E10系ギャランΣ4ドアセダン、A160系ギャランΛの破壊シーン

富豪が乗った車(ベンツ)が、誘拐団の一味に襲われる。

まず、１台(コロナ・マークⅡ)が幅寄せ、ベンツは、もう１台の車(ブルーバード)に衝突、後方から近付いてきた車(ボルボ)に追突され、囲まれてしまう。

ベンツのガラスが割られ、誘拐犯が乗り込み、車は乗っ取られる。途中で、ベンツは対向車(プレリュード)に接触、警邏中の主人公が異変に気づき、覆面車(ギャランΣ)で追跡する。

今度は、覆面車が囲まれてしまい、サイドバイサイドでの体当たりを繰り返しながら、覆面車は山肌を駆け上がり、ロールオーバーでクラッシュする。

横倒しで止まった車を主人公が人力で起こし、覆面車はガードレールを突き破って山肌を駆け下り、ショートカットで誘拐犯に追いつくことに成功する。

自暴自棄になった誘拐犯は、１台(コロナ・マークⅡ)が駆け付けた白バイ警官を跳ね飛ばしながらも逃走しようとする。

車を避けようとした一般車(ギャランΛ)が、石垣に衝突する。

転倒した白バイを誘拐犯の車(ブルーバード)が轢き殺そうとしたため、覆面車が回り込み、ブルーバードはギャランΣに激突する。

何とか白バイへの衝撃を和らげることに成功した覆面車だったが、ブルーバードはさらに覆面車に体当たりをして逃走する。

何とか逃走に成功した誘拐犯たちは、港で落ち合い、ベンツを海に沈める。

またもや、短時間の間に多数の車がクラッシュしています。ベンツは、クラッシュ前はW126ですが、W116に摩り替っていますね。20年落ち程度の破壊ですね。

ギャランΣは中期型ですので、５年から７年落ちでの破壊ですね。早めの破壊ですが、ジャッキー映画だからでしょうか、でも、タク落ち車かもしれませんね。

その中で特筆すべきは、初代プレリュードの破壊ですね。邦画では、記憶がありません。香港映画では、そこそこありますね。

また、破壊の主要車たちは、複数台の車が用意され、破壊されていますね。スタント・コーディネーターのブルース・ロウらしいこだわりでしょうね。

ちなみに、崖を駆け下りるギャランΣのスタントですが、かなりの命がけであることは間違いないですね。私なら、絶対にやりたくありません。

実際、着地時に、かなりの勢いで大破していますから…。